PaddyWatch PW-2300 パディウォッチ水稲向け水管理支援システム

「水田センサ」を使って水位情報などを
スマホ・タブレットで自動受信

ABOUT PaddyWatch PW-2300について

水田の水位・水温を
いつでもどこからでもモニタリング

農業従事者の高齢化と担い手不足により、農作業の効率は喫緊の課題です。なかでも水稲栽培では、水田の水を浅くして土の温度を上げたり、気温が低いときには水位を上げて稲を保護したり、と状況に応じて細やかな水管理が必要です。水田センサ（PaddyWatch）は水田に設置して、水稲栽培に必要な水位、水温を自動で計測するシステムです。パディウォッチによってリアルタイムで水位の状態をチェックすることで、水の見回り回数、見回りに必要な時間を大きく削減することが可能になります。また、適切な水管理は、高温登熟による品質の低下を防ぐなど、収量や食味にも大きく影響を与えます。

PaddyWatchの強み

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センサー機能
- 屋外の過酷な環境下でも安定した
  センサリング技術
- 水田の泥や薬品類の中でも変質しない
  センサーコーティング技術
- 雨風台風や直射日光、化学薬品にも
  耐える頑丈な筐体
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通信機能
- NTTドコモ社のSIMを利用
- 山間部でも比較的電波が安定
- 測定データはクラウドサーバー保存の
  ため消失の心配不要
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省電力機能
- 乾電池のみで9ヶ月間稼働
- 電気工事不要で設置や移動も簡単
- 24時間自動でデータ取得

SOLUTION ベジタリア水稲管理ソリューション

目指すのは水稲栽培の
圃場コントロール

センサリングは、水稲栽培における圃場管理を効率化、高収益化をすすめる為の最初の第一歩です。
最も重要なのは、日々計測されるデータが何を意味し、次のアクションにどうやって生かしていくのかになります。
過去データや今現在の圃場環境、天候情報から、生育の状況把握、病虫害の発生予察、近々に起こる天候変動への対応など、
これらの科学的かつ即時的に解析分析していくことで、精度を高め、
安定的かつ、より高いレベルでの水稲栽培のお手伝いができればと考えております。
また、実作業の軽減にむけて、給水門、排水門、水路の水量管理などの自動化を図り、高効率な農業を実現させていきたいとも考えております。

01 認識

センサリング技術+天候予測

水位/水温
温度/湿度/照度/葉面濡れなど（オプション）
ピンポイント天気予報（1kmメッシュ）
風向/風速/降雨量予測（1kmメッシュ）

02 判断

データサイエンス技術

高温登熟対策
病虫害雑草予察
収穫時期予測
作物種別水管理など

03 制御

ロボット技術

水位の自動コントロール
浅水/深水/干しなど
品目別/エリア別/移植時期別など
スマホなどで一括水管理

自動水門

農業IoTの技術を用いた、
自動水門を開発しています。

大規模化が進む昨今、水田の水管理の自動化ニーズは非常に高いと常々感じていました。しかし、電源等がない環境での動力確保技術、稲藁や泥なども流れてくる水への対応技術、台風や大雨にも耐えうる堅牢技術、遠隔地からの安定した通信技術など、越えなければいけない壁がいくつもあります。ベジタリアは培ってきた農業IoTの技術で、さまざまな技術の壁をひとつひとつ越え、これからの水稲農業にも導入しやすい価格にて提供できるよう開発を進めております。